歯周病で失われた、歯を支える組織の回復を目指す選択肢のひとつ。
那覇市長田の羽地歯科口腔外科 那覇院では、歯周病によって歯を支える骨が失われた部位に対し、フラップ手術とあわせてエムドゲイン(ストローマン社)や骨補填材を用いる歯周組織再生療法を行っています。すべての歯周病の方が対象となる治療ではなく、精密検査と歯周基本治療後の再評価で、骨欠損の形や深さなどを確認したうえで適応を判断します。
料金(税込)1歯あたりエムドゲイン+フラップ手術 55,000円 / 骨補填材を併用する場合 +55,000円
歯周病治療の基本は、歯みがきの改善と、歯石・プラーク(細菌のかたまり)の除去を行う「歯周基本治療」です。多くの場合、まずは歯周基本治療で歯ぐきの炎症を抑えることを目指します。
歯周基本治療の後も深い歯周ポケットや骨の欠損が残る場合には、歯周外科治療を検討します。歯周組織再生療法は、その歯周外科治療のひとつで、失われた歯周組織の回復を目指す方法です。「歯周病がある → すぐに再生療法」という治療ではなく、検査と基本治療を経て、適応となる場合にご提案します。
※歯周病の一般的な治療は一般歯科・歯周病のページをご覧ください。歯周組織再生療法には保険診療で行える方法もあります。歯の状態や使用する材料によって、保険・自費のどちらで行うかをご説明します。
歯は、歯ぐき(歯肉)・歯根膜・セメント質・歯槽骨といった「歯周組織」に支えられています。歯周病が進行すると、細菌による炎症でこれらの組織が破壊され、歯を支える骨が失われていきます。
歯周組織再生療法は、歯ぐきを開いて根の表面や骨の欠損部を清掃したうえで、歯周組織の再生を促すことを目的とした材料を用い、失われた歯周組織の回復を目指す治療です。
回復の程度は、骨の欠損の形や深さ、口腔衛生の状態、喫煙の有無、全身の状態などによって異なります。骨が必ず元に戻る治療ではなく、「骨を増やす薬」でもありません。
エムドゲインは、国内では「歯周ポケットの深さが6mm以上、X線写真上で深さ4mm以上・幅2mm以上の垂直性骨欠損(根分岐部を除く)をもつ中等度または重度の歯周炎」の歯周外科手術の際に、露出した歯根面に補助的に用いる材料として承認されています。つまり、骨が「垂直に深く」失われている部位が主な対象で、骨が全体的に平らに下がっている場合などは効果が期待しにくく、適応とならないことがあります。
また、次のような点も適応の判断や治療結果に関係します。検査の結果をもとに、再生療法が適しているかどうかをご説明します。
※模式図です。実際の術式は歯の状態により異なります。
局所麻酔を行ったうえで歯ぐきを切開して開き(フラップ)、通常の歯石除去では届きにくい深い部分の歯石や感染した組織を、直接見ながら取り除く手術です。清掃後、歯ぐきを元の位置に戻して縫合します。歯周組織再生療法は、このフラップ手術の際に再生を促す材料を併用して行います。当院のエムドゲインの料金には、このフラップ手術の費用が含まれています。
フラップ手術で清掃した歯根の表面に塗布し、歯周組織の再生を促すことを目的に使用する材料です。歯が作られる過程で働くタンパク質(エナメルマトリックスタンパク質)を主成分とするゲルで、歯周組織再生用材料として国内で承認されています。
画像提供:ストローマン・ジャパン株式会社エムドゲインは骨の欠損部を直接埋める材料ではなく、失われた歯周組織(歯根膜・セメント質・骨)が回復する環境を整えることを目的に使用します。回復の程度には個人差があり、すべての歯周病の方に適応となる治療ではありません。
※エムドゲインはブタの歯胚由来のタンパク質を含む材料です。宗教上・信条上の理由などで動物由来材料の使用に抵抗がある方は、事前にお申し出ください。
骨の欠損が大きい場合や、欠損の形によっては、エムドゲインだけでは歯ぐきが欠損部に落ち込み、再生のためのスペースを保ちにくいことがあります。そのような場合に、骨の欠損部を補う骨補填材を併用し、スペースを確保することを検討します。骨補填材を使用する場合は、1歯あたり55,000円(税込)が追加となります。使用するかどうかは、検査結果をもとに治療前にご説明します。
リン酸オクタカルシウム(OCP)と医療用コラーゲンからなる、国産の吸収性人工骨です。骨の欠損部に填入してスペースを保ち、時間とともに体に吸収されながら新しい骨に置き換わることを目的に使用します。
画像提供:ストローマン・ジャパン株式会社ハイドロキシアパタイトとコラーゲンからなるスポンジ状の骨再生材料です。水分を含むと弾力をもち、骨の欠損部の形に合わせて隙間なく填入できるため、欠損の形に応じて使い分けます。
画像提供:ストローマン・ジャパン株式会社※骨補填材にはブタ由来のコラーゲンが含まれます。コラーゲンやリン酸カルシウムにアレルギーのある方は使用できません。どの材料を使うかは、骨欠損の形や大きさをもとに歯科医師が判断します。
歯周組織再生療法は、精密検査と歯周基本治療を行い、その結果をもとに適応を判断してから行う治療です。
| 項目(1歯あたり) | 料金(税込) |
|---|---|
| エムドゲイン+フラップ手術 | 55,000円 |
| 骨補填材を併用する場合(追加) | +55,000円 |
※上記は自由診療(保険適用外)の場合の料金で、全額自己負担となります。※精密検査・歯周基本治療は、原則として保険診療で行います。保険診療と自費診療の組み合わせについては、制度に沿って治療前にご説明します。料金表を見る
以下は一般的な目安です。歯周病の進行度、治療する部位の数、治癒の経過などによって期間・回数は異なります。検査後に個別にお伝えします。
| 精密検査〜歯周基本治療〜再評価 | 約1〜3か月程度(通院 数回) |
|---|---|
| 再生療法の手術 | 1回(1部位あたり60〜90分程度) |
| 術後の通院(消毒・抜糸など) | 1〜2週間の間に1〜2回程度 |
| 再評価までの治癒期間 | 約3〜6か月程度(骨の回復の評価にはさらに期間を要することがあります) |
| メインテナンス | 3〜4か月ごとを目安に継続 |
※適応は各材料の添付文書にもとづき、検査結果を確認したうえで判断します。再生療法が適さない場合は、ほかの歯周外科治療や、歯を残すことが難しい場合の治療法もあわせてご説明します。
回復の程度は、骨の欠損の形や深さ、口腔衛生の状態、喫煙の有無、全身の状態などによって異なり、骨が必ず元に戻る治療ではありません。検査の結果をもとに、期待できることと限界をご説明します。
すべての歯周病の方が対象となる治療ではありません。エムドゲインは、深い垂直性の骨欠損をもつ中等度〜重度の歯周炎が主な対象です。まず精密検査と歯周基本治療を行い、再評価の結果をもとに適応を判断します。
エムドゲイン+フラップ手術で1歯あたり55,000円(税込)です。骨の状態により骨補填材を併用する場合は、1歯あたり55,000円(税込)が追加となり、合計110,000円(税込)となります。併用が必要かどうかは治療前にご説明します。
手術は局所麻酔を行ってから行います。術後に腫れや痛みが出ることがあるため、必要に応じて痛み止めなどをお出しします。
歯周組織再生療法には、保険診療で行える方法もあります。歯の状態や使用する材料によって、保険・自費のどちらで行うかをご説明します。
治療部位の清掃方法や食事の注意点をご説明します。歯周病の再発を防ぐため、治療後も定期的なメインテナンスが大切です。喫煙されている方は、治療結果に影響するため禁煙をおすすめします。
検査・診断のうえで、保険診療を含めた選択肢と費用をご説明します。
ご相談だけでもお気軽にお問い合わせください。
診療 9:00〜13:00/14:00〜18:00(最終受付17:00)/休診 日・木(祝日のある週は木曜診療)
医療法人羽山会 羽地歯科口腔外科 那覇院|〒902-0077 沖縄県那覇市長田1丁目1-1 アクロス寄宮2階
Googleマップで見る
医療法人羽山会 羽地歯科口腔外科 那覇院
〒902-0077 沖縄県那覇市長田1丁目1-1 アクロス寄宮2階